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YBC取材、あるいはカンテレの夢

この5日、YBC山形放送より取材においででした。新聞で見て興味を持ったということでした。収録は約1時間半。ドアリラの基本的なことから、その文化や製作について、インタビュアーの青山友紀さんの質問に筆者が答える形で進行しました。何より、彼女自身がドアリラにすでに興味を持たれていたことがスムーズな運びにしていたように思います。

番組は(テレビに疎くて申し訳ないのだけれど)「ピヨ卵ワイド」というものだそうで、放送は13日(火)17時19分から5分程度とのこと。これはMMTミヤギテレビ(宮城テレビ)とコラボしていて、同日同時刻に宮城県下でも流されるということでした。これをきっかけに、また新しい出会いがあればと思います。

収録を終えて、青山さんが個人的にドアリラを触れているのが次の写真。
暮らしの場で製作の現場で自分では常時ドアリラの音を聴いているのに、彼女が鳴らす音を耳にして思ったのはちがったことでした。それは、フィンランドの伝統的な古楽器のカンテレのこと。映像や画像でしか見たことも聴いたこともない楽器であり音色なんだけど、ふっとその世界が広がったのです。彼女の持っている特別なパーソンがそうさせたものか、どうか。それは、森をサラサラと抜けていく風のようなささやき……。

こういう場を作ってセッティングしてくださったディレクターの金内忠さんに感謝。